自由への補助具
      〜介助いらず、ひとりでできる喜びを〜

 ■ 目次 ■

自助具・補助具のいろいろ

プロローグ
  煮豆も豆腐も食べられる
  不自由な右手で箸を
  四〇年ぶりの豆腐の感触
  徹底的に利用者の利便をはかる 

第一章  自分でできる喜びを

一  不自由からの出発
   右手を失う…運命の事故
   再起への情熱
   箸で刺身を食べたい
   三〇年の遅れをこの手で
   万能ホルダーを右手に
   自助具の革命

二 「発明」の領域へ
   万能固定器「はさむくん」が特許に
   数えきれない受賞作
   自分の不便から生まれた「洗濯バサミ」
   反響は全国から

三 医療と自助具との出会い
   食べることは生きがい
   人間らしさを取り戻す「多機能食器台」
   「介助の心」を教えられ
   最期まで家族と食卓を囲んで

四 ほんとうのバリアフリー車椅子
   車椅子の弱点は溝・段差・坂道
   使う人も介助する人も楽になる車椅子とは
   とことん使いやすさを形にしてしまう
   妻と車椅子で踏切を渡った日

五 「三河のエジソン」と呼ばれて
   九九%の努力で生まれた輪ゴム取り出し器
   アイデアの源流
   ローテクこそものづくりの原点
   福祉機器展は黒山の人だかり
   早大理工学部講義や出前授業も

六 なぜ自助具、補助具を作るのか
   餅ばかりの苦痛だった食事が待ち遠しくなった
   傷の手は宝
   誰もが「生活挑戦者」
   自助具に完成はない、よりよいものを
   次々と新たな依頼が
   「技術者集団化」の必要にせまられて

第二章  福祉工房あいち誕生

一 得意分野を活かしたい仲間が集まった
   定例会で作品を
   金属加工で役に立てたら…三浦正喜
   木工技術で福祉機器を…加藤量章
   源重を支える力に…横田康治
   これからは自助具…土谷亮吉
   多士済済の工房メンバー
   材料探しも大切な仕事…山口勝巳
   源重さんのものづくりは仏教思想に通じる…山下正敏
   技術者のネットワークを地域へ…藤田和道の思い
   工具は持たなくても…会を支える事務局

二 「まずやってみる」ことから
   利用者とのコミュニケーションが励み…山口史郎
   労作でも使えなければ何にもならない
   音楽療法にも役立ったパーランクー支持台
   冷蔵庫の施錠装置
   近い将来写真展を…車椅子用デジタルカメラ支持具

三 自助具作りの未来へ
   依頼者も開発の仲間だ
   利用する立場で作るから…榊原坂治
   メンバーの体験が自助具のヒントに…川合晶
   福祉機器の新しい地平へ

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